太陽からの光には赤や黄色など様々な色の光が含まれています。その中の一つで青く見えるのがブルーライトです。
エネルギーが特に強く、眼の奥の網膜まで届く性質もあるため今年話題となった日食の際に直接太陽光を見ると網膜を傷める
といわれたのはこの光の作用です。
昨今、長く見続けると害があるかもしれないとして注目され始めたのがパソコンやスマートフォンなどの液晶画面から
発せられる青色光です。青色光は散光しやすく目の疲れの原因となるともいわれ、それら青色光を軽減する眼鏡が発売され
人気を博しているそうです。
液晶ディスプレイから発せられるブルーライトは日常光に含まれるブルーライトに比べて微々たるものであり、現在様々な
研究機関がブルーライトについて研究を重ねていますが、ブルーライトが有害であるとする有力な証拠は未だ無い状況の様です。
また、ブルーライトは体内時計の調節に関わっているという見方もあり、ブルーライトを排除するというよりは適切な
付き合い方を解明する方向で研究がすすめられているようです。